2017年09月20日

伊勢講(いせこう)

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〓伊勢講(いせこう)〓
  伊勢神宮を信仰する人々の団体。室町初期より各地に成立。
  (毎月)一定の日に集まり飲食し、平生より醵金して交代で
  あるいは総員で伊勢参宮し、太神楽を奉納した。
  【『広辞苑』より】

そもそも伊勢講とは、『広辞苑』で記されたとおりであろう。
その地域的な名残なのか・・・。
奈良で生まれ育ったわたしであるが、実はその地域にこの伊勢講の
仕組みが残っている。
昔は各集落に住するものが、五穀豊穣などを願ってこぞって
いわゆる「お伊勢さん」に出向いていたのであろう。
集落の絆の結束培うためにも当時としては一大イベント
だったかもしれない。

それから時代が流れ、お伊勢さんにお参りに出かけることは
いつしかなくなったが、一定の日に飲食する事だけは残った。
同じ地区(集落)に育った同級生が同じ「講(こう)」となり
お互いを「連中(れんちゅう)」と呼び合う。
そして飲食をする日時・会場・会費等の準備、今でいうなら
幹事役のことを「宿(やど)」と称した。
おそらくお伊勢さんへの道中の宿場を手配する役目からだろう。

この仕組みというか習慣が小学校1年生から春秋彼岸時期の年2回、
1回たりとも断ち切れることなく現在もなお継続されている。
小学校時代は、昼と夜の食事。中学校時代は夜のみの食事。
ここまでは、宿の自宅で親が接待する。
さて私たちの連中は10名、小学校から誰一人かけることなく
今に至っている。
生まれ育た実家に住する者5名、実家近隣に住する者2名
奈良県外に住するもの3名。

職業も見事にバラバラ…
ハワイアンレストランオーナー、カットサロンオーナー、医者、
大手家電名メーカー、溶接工、僧侶etc
みな違って話が尽きない。

先日、伊勢講で久しぶりに近鉄電車に揺られて昔慣れ親しんだ
近鉄大和高田駅まで。
当時の面影は少なく、時の経過を感じずにはおれない。
しかし連中と出遇うと一瞬にしてタイムススリップして幼少の頃が
よみがえってくる。
今年で48年を目を迎える「伊勢講」。
「伊勢講」50周年にむけて目下旅行を計画中。

50を過ぎると年に2回のひと時が何とも有り難い。

南無阿弥陀仏
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2017年09月11日

無常の風きたりぬれば・・・

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先週、残念な知らせが届いた。

高校・大学、ともに後輩である住職が47歳を一期として
往生の素懐を遂げられた。
中学生の娘さん、小学生の息子さんを残して・・・。

彼は宗派が推進している実践運動(教化活動)において
大阪教区では中心的な立場であり、自然災害の被災地への
ボランティア活動や保護司の活動。
そして寺族青年の野球チームの監督など・・・。

とにかく公私いとわず、積極的に行動するタイプで人望も厚い。

ちょうど今年の5月の末、仲間数人と食事する機会があったのだが、
彼も顔を出してくれていたものの、大柄な体が小さく見えた。
心なしか元気がなさそうにも思えたが、いつも通りの会話を・・・。
今から思えば、その頃から本人は辛かったかもしれない。

そして8月のお盆過ぎから、SNSの反応が途絶えた。

私もご門徒のご法縁のたびに「世は無常なり」とお伝えしてきた。

  されば朝(あした)には紅顔ありて、
  夕べには白骨となれる身なり。
  すでに無常の風きたりぬれば、
  すなわちふたつのまなこたちまちに閉ぢ
  ひとつの息ながくたえぬれば、
  紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを
  失ひぬるときは、
  六親眷属(ろくしんけんぞく)あつまりて
  ながきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。

  
これは、本願寺第8代蓮如(れんにょ)上人が、今から約500余年前に
当時衰退していた本願寺を復興するために、親鸞聖人の教えをわかりやすく
手紙形式で綴った「御文章(ごぶんしょう)」で布教活動を行った。
その中に収められた『白骨の章』の一節である。

  朝には血色の良い顔をしていても、夕刻には白骨となる身であります。
  ひとたび無常の風が吹いてしまえば、即座に眼を閉じ、
  ひとつの息が永く絶えてしまえば、血色の良い顔がむなしく
  変わってしまい、桃やすもものような美しい姿を失ってしまえば、
  すべての親族・親戚が集まって嘆き悲しんでもどうする事もできません。

日頃から「無常」とは、身の回りにあるあらゆるものは常ならざること、
移り変わって少しもとどまらないこと、生滅変化することであると
心得ているつもりではある。
しかし、いざ身近な方、大切な方、家族のいのちが突然途絶えるような
ことが起きうるのもこの娑婆の世界でもある。

ご家族はもとよりご縁のあった方、そして何よりも本人自身、
残念無念であろう。
私自身も何とも言えぬ空虚感で一杯である。
彼からあらためて娑婆の世界の厳しさを教えられたような気がする。

茲に謹んでお念仏申し上げます。
南無阿弥陀仏
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2017年08月29日

先人を偲び・・・

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お盆も終わり、法務もひと段落・・・。

過日、京都の大谷本廟右向き三角1http://otani-hombyo.hongwanji.or.jp/
までお墓参りに行ってまいりました。
大谷本廟には、正福寺が所有する拙寺門信徒合同墓地並びに
歴代住職・坊守のお墓がございます。
永きにわたりお寺を支えてっ下さった方のご苦労を偲び、
感謝の思いで心静めて有り難く墓前読経させていただきました。

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お昼は「本家尾張屋」右向き三角1https://honke-owariya.co.jp/ にて
名物の“宝来そば”を美味しくご賞味させていただきました。

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その後学生時代から35年御用達の
カレー店「ガラムマサラ」 右向き三角1https://www.garammasala-kyoto.com/
にてカレー粉をゲットしてきました。
我が家の自家製カレーは「ガラムマサラ」のカレー粉なくしては
作れないやみつきになる一品です。

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さて、せっかく京都・白川通りまで足を延ばしたということもあり
山中越経由で比叡山まで・・・。
久しぶりの延暦寺右向き三角1http://www.hieizan.or.jp/への
お参りで、根本中道もちょうど改修工事中ではありましたが
“不滅の法灯”も有り難く拝観。

 ※因みに「油断大敵」という言葉はこの“不滅の法灯”が語源です

本願寺両御堂とは違った1200年の歴史を感じさせていただきました。
宗祖親鸞聖人をはじめとする高僧といわれる方々の比叡山での厳しい
環境下でのご苦労に思いを馳せると、改めて偉大さを思い知らされ・・・

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教

2017年08月24日

2017高校野球 選手権最終章

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夏の高校野球 選手権大会も昨日花咲徳栄の初優勝にて
閉幕いたしました。

全国3839チームの頂点に立った花咲徳栄の選手の皆さん、
関係者の皆さん、おめでとうございます。
惜しくも決勝戦で敗れはしたものの大健闘した広陵の選手の皆さん、
あっぱれでした。

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今大会はドラマチックな試合が多く、本塁打も過去最高の
68本が記録され攻撃力のあるチームが上位に進出しました。

その中でも広陵の中村捕手は個人一大会6本の新記録を樹立し
大いに盛り上がった大会となりました。

私も決勝戦当日、今大会最初で最後の甲子園観戦いたしました。

行き慣れた甲子園ですが、プロ野球観戦と高校野球観戦では
同じ球場であっても全く雰囲気や景色の違いに驚かされます。

やっぱり足を運んでのライブ感は何とも言葉にはできません。

甲子園大会が終わると同時に夏の終わりを感じます。
とはいっても、まだまだ暑い日が続いていますが・・・。

高校野球は既に新チームにて始動、秋季大会に控えて猛練習中。
来春のセンバツ大会出場がかかっていますから。

そして来年の夏の甲子園大会は記念すべき「第100回」を
迎えます。

我が家の四男も高校野球最終年、我が家にとっても10余年
高校野球に関わってきての最終年。
節目の年に巡り合うのも何かのご縁です。

四男も我が家の悔いのないよう、ラストスパートです!
季節は移り変わり、秋もはうそこまでやって来ています(^^)v

南無阿弥陀仏

posted by 正 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年08月21日

2017高校野球 選手権其の4

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「第99回全国高校野球選手権大会」も第12日が終了し、
大会も佳境に入ってまいりました。

既に天候不順で2日順延・・・。
ここまでの今大会は、目を見張るほどの攻撃力を見せつけられ、
大会本塁打記録60本も既に塗り替えられました。

さらには、勝利の安全得点はもはやないというような
試合内容が続き、ドラマチックなシーンが多いように思います。

負けたら終わり、だから最後まで諦めないひたむきな姿が
高校野球の原点かもしれません。
まだまだ目の離せないプレイが続くことでしょう。

さてそんな中、優勝候補の一角に挙げられ春夏連覇を目指していた
大阪代表の大阪桐蔭が残念ながら僅差で惜敗。
野球は、特に高校野球は主審が「ゲームセット」と宣言するまで
何が起きるかわからないということを知らしめた高校野球史上、
伝説になるかもしれない試合となりました。

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最終回、ショートゴロを捕球した遊撃手からの一塁手への送球で
試合終了と思いきや、捕球した一塁手がベースを踏みそこなう
というプレイとなった。
結局、次打者の二塁打で大阪桐蔭の逆転サヨナラ負け・・・。

普通では考えられないプレイが起き、一塁手には残酷というか
気の毒としか言いようがない。
同時にこのチャンスに臆することなく逆転打を放った選手には
これまたお見事としか言いようがない。

ここでまた気付かされます。
当たり前のことが時としてそうともいかない時があるのだと・・・。
だからこそ最後まで諦めてはいけない。
娑婆の世界の厳しいご沙汰でありましょう。

今年もまた甲子園の舞台からこころを揺さぶられました。
高校野球から、甲子園から目が離せません。

南無阿弥陀仏


posted by 正 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球

2017年08月13日

献燈

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お仏壇やお寺の本堂の仏さまに捧げるロウソクに
火をつけることを点燭(てんしょく)といいます。

それではなぜロウソクに火をつけるのでしょうか?
お仏壇の中を明るくするためや読経する時のあかりと
考えておられるかもしれません。

ロウソクの火(燈明)にも仏さまの大切なおこころの
味わいがあるのです。

ひとつは「光」です。
周囲を明るく照らすありさまは、仏さまの 智慧 を意味します。
智慧とは、私たちの苦しみの元をぶち破るはたらきをいい、
これをまた「光明」ともいわれます。

もうひとつは「熱」です。
熱が氷を解かすようにような温もりは、仏さまの 慈悲 を意味します。
慈悲とは、私たちの固く閉ざしたこころを解きほぐしてくださる
はたらきをいいます。

そんな思いを自ら省みつつ、本日より境内の動物合同墓地にも
お盆の期間中(8/13〜15)夕刻より燈明を献上いたします。

どうぞ心静めてのご参詣をお待ち申し上げております。

南無阿弥陀仏


posted by 正 at 20:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 仏教

2017年08月10日

2017盂蘭盆会


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立秋がすみ、暦の上では秋ですが・・・。
毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか?

残暑お見舞い申し上げます

さて取り急ぎ、盂蘭盆会のご案内です。
皆さまのご参詣をお待ち申し上げております!

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2017年08月07日

想像力!?

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先日、安部第3次改造内閣が発足した。

発足後の内閣支持率も思惑通りのアップとはいかない
ようである。
永田町の空気と私たち一般庶民との空気の違いが
埋めきれなかったのだろう。

内閣改造となる前のここ数ヶ月の国会議員の資質というか
想像力の欠如が窺える数々の事態が・・・。。

私だけがそう感じるのだろうか。

秘書に対する暴力・暴言の女性議員。
サッカーのサポターへのSNSの書き込みで大炎上した女性議員。
軽率な都議選応援や日報問題で辞任に追い込まれた前防衛大臣。
身内に甘く説明責任が不十分で、公私の区別に疑念を持たれ
自らへの批判に向き合ってこなかった総理大臣。

極めて単純明快なことであるが、自身の発言・行動が関係者、
もっと言えば国民にどういう評価が下されるのかを想定して
いなかったのだろうか。
国会議員だからこそ、より一層配慮すべきだとは思うのだが・・・。

世間一般で同様のことが起きるととんでもない事態となる。
クライアントのニーズとは何かを模索し対応していくことが
今の厳しい経済状況の中、生きのびていく道なのかもしれない。

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先日は、某企業からのご招待で「なにわ淀川花火大会」の
VIP席で、充分に真夏の一夜を堪能させていただいた。
どうすれば招待客を楽しんでいただけるか、身なり・言葉遣い・
接遇など自然にふるまえるところに会社の組織力が垣間見える。

当然ながら数字に裏付けられた結果や実績ば求められるが、
そこには基礎的な人間力が必須だと考える。


心当たりのある議員さん、そして企業人の方々・・・。

相手があっての自分であるのだから。
自己の押しつけや想像力の欠如はご遠慮願いたい。

包み隠さず正直に、そして謙虚に。

世間さまはよく見てござる。
阿弥陀さまも見てござる。

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2017年07月31日

2017高校野球 選手権其の3

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夏の高校野球 大阪大会も昨日大阪桐蔭が3年ぶり9日目の優勝で
閉幕いたしました。

大阪桐蔭の選手、並びに関係者の皆さん、おめでとうございます\(^o^)/
春のセンバツ大会で優勝し、準優勝の履正社とともに大阪2強と
大阪のみならず全国の高校野球ファンから注目されての優勝・・・。
ここ一番の集中力と勝利に対する執着心は本当に凄かった!!!

決勝戦で惜敗しました大冠高校。公立高校であるがゆえに私学のように
決して恵まれた練習環境ではなかったかもしれませんが、
攻撃力は今年の大阪ナンバーワンであったと思います。
最終回の激闘はあっぱれでした!

大阪桐蔭とともに大阪2強といわれていた長男の母校・履正社。
初戦から圧倒的な試合で難なく準決勝まで勝ち上がってきましたが、
力及ばず、またもや大阪桐蔭に苦敗。
対大阪桐蔭戦、夏の大阪大会予選に限っては10連敗となってしまいました。
宿敵・大阪桐蔭とは何かが足りないのでしょう。
この借りは、新メンバーで秋季大会に・・・。

さて、私の母校であり我が家の四男の在籍しています上宮。
私の高校時代は、PL学園、近大付高、北陽(現関大北陽)、そして上宮が
強かった時代です。
それから30余年が経過し大阪の高校野球の勢力図もすっかり変わりました。
今やあのPL学園野球部が廃部となり、上宮についても今年のベスト4進出が
18年振りだそうです。
本当に長い間、冬眠していました(苦笑)

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     対大冠高校に惜敗

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     3年生の野球部員からのお礼の言葉

しかしここ数年、上宮も復活に兆しが見え始め、昨年秋季大会ベスト16
今年春季大会ベスト8、そして今大会がベスト4進出・・・。
よく踏ん張って健闘しましたが、甲子園の道にはもう少し距離があるように
感じます。

この経験と勢いを新チームに繋げ、秋季大会に生かしてもらえればと思います。
昨日から新チームが始動しました。
チーム内もレギュラー争いが始まり四男も必死です。

まだまだ夢物語は続きます。
そして甲子園はこれから暑い熱い激戦が始まります!!!
posted by 正 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球

2017年07月28日

2017高校野球 選手権其の2

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夏の高校野球 地方大会も大詰めになってきました。

大阪大会もベスト4が出揃い、益々の激戦が予想されます。
四男(高2)の所属する上宮も1回戦から厳しい戦いが
続いいておりますが、2枚看板の投手陣の踏ん張りもあり
久しぶりの準決勝進出です。

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さて明日は次の準決勝の2試合が予定されています。
  @大冠vs上宮
  A履正社vs大阪桐蔭

正直、第2試合は事実上の大阪大会決勝戦のようですが、
甲子園での決勝戦といっても何の遜色もない対戦カードです。

おそらく会場の舞洲球場は、大変盛り上がることでしょう!

ここまでくると、私の母校であり四男の在籍している上宮と
長男の在籍していた履正社との決勝戦を観てみたい!!!
 
熱い夏から目が離せません。

posted by 正 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球