2017年08月10日

2017盂蘭盆会


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立秋がすみ、暦の上では秋ですが・・・。
毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか?

残暑お見舞い申し上げます

さて取り急ぎ、盂蘭盆会のご案内です。
皆さまのご参詣をお待ち申し上げております!

南無阿弥陀仏
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2017年03月17日

南御堂

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大阪のメインストリートである「御堂筋」。

北の玄関口梅田と南の玄関口難波を船場・島之内経由で結ぶ、
全長4,027メートル、幅43.6メートル(24間)の
全6車線の幹線道路、大阪の大動脈である。

1970年の大阪万博の開催を機に国道1号・国道2号と交差する
梅田新道交差点より南の全車線が南行きの一方通行となった。

かつての御堂筋は、道幅6メートル、北の淡路町から南の長堀まで
約1.3キロメートルの狭く短い道だったそうだ。
1923年、関市長の「都市大改造計画」の事業で御堂筋の
拡幅工事が進められた。
当時の常識から言えばありえないほどの大事業。

市民からは
「市長は船場の真ん中に飛行場でもつくる気か・・・」
という声が上がったのも有名な話。

しかも100年先を見据えていたという関市長の構想は、道路の下に
地下鉄を走らせる計画にも及んでいた。

今から思えば、スケールの大きい大層な英断。
しかしそれがなければ、今の大阪の街はと考えると・・・。

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     北御堂(津村別院)

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     南御堂(難波別院)<取り壊し前>

名前は、お西の北御堂(浄土真宗本願寺派津村別院)とお東の南御堂
(真宗大谷派難波別院)の寺院をつなぐ参道からの由来。

その由来となった南御堂内にある「御堂会館」が老朽化に伴い昨年閉館。

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     南御堂(難波別院)<現在取り壊し工事中>

現在は着々と取り壊し工事が始まっている。
新たにホテルを主用途とした複合施設に建て替えられるそうだ。
日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを
発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、
高層の複合施設と変貌していくのだという。

私の知る限りの四半世紀余りの間でも大阪の街、とりわけ御堂筋界隈の
景色も変わった。
大阪の経済的な状況のもと御堂筋沿いのビルも一時期、空きが多かったとか。

かつては近江商人をはじめ、船場で商いすることが一種のステイタスで
あったとも聞く。
そこには、何かしらの仏さまのおこころを感じる商人の風景があった。

まさに南北両御堂の仏さまからいただいた「おかげさま」

時代とともに景色は変われども、いつまでもいつまでも仏さまを感じる
大阪の街であって欲しいと願わずにはおれない。

さて明日、拙寺では春季彼岸会法要。
お念仏の声を絶やさぬように・・・。

南無阿弥陀仏

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2017年01月16日

凍寒!本願寺・・・

ここ数日の関西、「寒い!」の一言では感じきれない程の厳しさ。

一年で最も厳しい寒さの時期の到来です。
年末年始が比較的穏やかな時候であったために、一層の寒さを
感じます。

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さて本山・本願寺では9日より本日16日まで御正忌報恩講が
厳修されました。
報恩講とは、親鸞聖人のご遺徳を偲び、その後苦労を通じて、
阿弥陀如来のご本願による救いをあらためて心に深く味わわせて
いただく浄土真宗にとって最も大切な法要です。

本年は9日と15日の2日間、お参りさせていただきました。
特に今年は伝灯奉告法要の期間中でもあり、有り難いご勝縁に
逢わせていただきました。
特に昨日の京都はまさに凍寒!
私もここ数年、記憶にないくらいの厳しい寒さで、境内地の白洲
両御堂の屋根には雪に積もっていました。
「天の邪鬼」もすっかり雪におおわれてさむそうな・・・

今年も知人、友人、宗務所勤務時代の先輩・同僚・後輩、
懐かしい方々との出逢いもありました。
有り難いご縁です!

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帰りには、久しぶりに大量の仏教書籍を買い込み、日々精進です!

南無阿弥陀仏



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2016年12月14日

お寺とインターネット

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12月に入り、何となく周辺も慌ただしい毎日となってきた。
同時に一年を振り返る今日この頃・・・。

今年の仏教界では、ちょっとざわつく様な流れが・・・。
1月早々にインターネット通販大手のAmazonが法要儀式を
執行する僧侶の派遣業務に参入し社会を賑わした。

既に大手流通業界「イオン」は、数年前にインターネットで
法要儀式の請負い業務を開始、ここ最近新規参入してきた
「小さなお葬式」の大々的なテレビCMや新聞広告。

しかし決して驚く事ではない。
実はそれ以前から、僧侶をインターネットで派遣する仲介業者は
存在していたし、お寺とご縁のないご家庭には葬儀社が僧侶を
紹介することもあった。

私自身の考えだが、そういう企業の業務内容の賛否を問うと
いうよりも何故企業が出現し、業務として成り立っているのかを
仏教界側が問うべきだと思う。

考えられるのは、社会構造の変化による血縁・地縁・社縁が
希薄になり、お寺はとの関係性も親密ではなくなってきた。
それと同時に僧侶(お寺)、もっといえば仏教界全体の教化伝道の
従来までの甘さのツケが一気にやってきたのではないかと。
故に起こるべきして起きた現象だと私は感じている。
今後、この流れを止める事はもはや不可能だろうし、この流れを
いかにお寺に生かしていくかを考えるべきだと思う。

出逢ったきっかけはどうであれ、お寺と施主との関係性が構築され、
仏縁としてその後お寺との付き合いが始まり、法要行事にご参詣
下ればそれはそれで大変有り難いことであろう。

それでもなお、インターネットで僧侶を依頼するという事に
私は一種の抵抗感はある。
しかしその上であえて配慮すべき事は、以下に挙げた点だと考える。

@一か八かを避ける
葬儀式は人生一度で最期の儀式。その大切な儀式に、どんな僧侶が
やってくるか分からないギャンブルを避けるべきだと思う。
依頼されて来られる僧侶が全て意に沿う方ばかりではない。
出来れば普段から信頼できる僧侶(お寺)と親しくしておき、
直接依頼するのが望ましい。

A余計な出費を避ける
仲介に企業(業者)が存在することによって喪主は余計な出費を
することになる。
一案として、お寺の本堂での葬儀式執行の方が経費を抑えられる
場合が多い。
お布施は高額で不明瞭と感じている方も多いのは事実。
そもそも「料金」や「サービスの対価」とは性質を異にしている。
ありのままの現実の状況や考えを僧侶(お寺)に相談される事を
お勧めする。

B違う目的に使われることを避ける
喪主としては仏さまにお供えすると思いで上納されるお布施。
お寺の護持運営、伝道教化、慈善活動等にと使われて欲しいと
願われているお布施が、一部手数料として業者(企業)の資源と
なっている現実。
喪主には、お布施と手数料の仕訳を明瞭にし、お寺と業者(企業)の
それぞれの目的に使われるように説明するのも一案だと考える。

以上、総じて僧侶(お寺)と親しくお付き合いし、直接依頼するのが
望ましい事ではあるが、
付き合いのある僧侶がいない
身近に良い僧侶がいない
僧侶の探し方が分からない
という声が聞こえてきそうで、だから業者に依頼しているんだと・・・。

しかしインターネットで業者を検索するなら、お寺(僧侶)を検索して
頂きたい。
今は宗派や寺院もインターネットで積極的に情報発信をしいる。
お寺のHPを見れば、住職(僧侶)考え方や人柄を前もって
知ることが出来る場合も多い。

インターネットの苦手な方は、宗派の本山や地域の教務所に
電話連絡して紹介してもらう手段もある。
コンビニよりも約1.5倍寺院数が多い日本。
自宅近くを散策すれば必ずお寺があるはずだろう。
ちょっと勇気を持ってお寺の山門をくぐってみよう。
そして直接相談、依頼してみよう。

最後に、少しばかりの手間と時間をとって頂きたい。
良いお寺、良い僧侶との出逢いは、葬儀式や仏事の時だけでなく、
あなたや家族の人生をきっとより良く、安心した歩みの道しるべと
なる事を願って・・・。

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2016年10月31日

本堂でコンサート!!!

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毎年10月から11月にかけて、全国の浄土真宗のお寺では
報恩講(ほうおんこう)」がお勤まりになります。

報恩講とは、生涯をかけて私たちに生きる拠りどころとして
お念仏を伝えて下さった宗祖親鸞聖人のご苦労とご遺徳を偲び、
そのご恩を通じて共々に感謝させていただく、浄土真宗において
年間の最も大切な法縁です。

報恩講のお勤めも各お寺や地域の特性を生かした工夫が
なされています。
先人の方々の智慧としてお念仏のおこころを少しでも
多くの方にそして子や孫へと伝えたいという願いなのかも
しれません。

一般的にはお勤めの後、法話を聞かせていただきます。
拙寺においても、11月6日(日)にお勤めいたしますが、
今年は思い切って法話を取り止めオペラのコンサートを
執り行います。

私がかつて勤務しておりました本願寺宗務所職員時代の
先輩であり、坊守が龍谷大学在学中に所属していました
混声合唱団「ラポール」の先輩である花月真さんを
お招きいたします。
プロのオペラ歌手としての活躍のほか西来寺(滋賀・米原市)
のご住職でもあります。

特に今年は少しでも多くの方にお寺を身近に感じて、
そして皆さんと楽しい時間を共有したいという願いで
「念仏コンサート」が実現しました。

そして何よりも昨年10数年ぶりに再開した花月さんと
関係者のご理解とご厚意によるご縁・・・
本当に有り難く感謝です。

どうぞどなたでも大歓迎です!
ご都合のつく方、興味を持たれた方・・・
皆さまの越しを心よりお待ち申し上げております(^^)v

 11月6日(日)<正福寺本堂 電話1(プッシュホン)06-6532-0436>
  ●報恩講法要   14:00〜
            (大阪西組6ケ寺参勤)
  ●念仏コンサート 15:00〜
            (歌:花月 真・ピアノ:ACOON HIBINO)
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2016年10月06日

引き続いて!!!

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先日2日、伝灯奉告法要の団体参拝のご縁をいただきましたが、
本日は大阪教区の教区報(新聞)の取材のため、一般参拝として
お参りしてきました。
行程が決められた団体参拝と違って、今回はゆっくりと本願寺境内を
散策してまいりました。

白洲には本願寺お寺カフェ&マルシェ「AKARI」でのんびりコーヒーで
一服したり、国宝・飛雲閣の特別公開があったり・・・

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夕刻には、世界文化遺産である西本願寺史上初めてライトアップを行い、
夜間特別公開「西本願寺花灯明」が行われ、幻想的な時間と空間を
過ごしました。
この「西本願寺花灯明」は10月10日(月)までの期間限定です。

詳しくは
  ⇩
http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/docs/hanatomyou_chirashi.pdf

よろしければ如何でしょうか!!!

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2016年10月03日

いよいよ始まりました!

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10月1日から本山・本願寺において「伝灯奉告法要」が
始まりました。

「伝灯奉告法要」とは、宗祖・親鸞聖人があきらかにされた
「浄土真宗のみ教え」(法灯)が、聖人から数えて第25代となる
専如ご門主に伝えられたことを、仏祖の御前に告げられるとともに、
お念仏のみ教えが広く伝わることを願い、伝灯※2奉告法要が
平成28年秋から29年春にかけて1日1座、80日間勤められます。

とうことで、団体参拝の初日である昨日2日、拙寺の大阪西組と
おとなりの大阪東組との合同参拝団でお参りさせていただきました。

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     興正寺本堂

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     興正寺境内にて

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     「たん熊」の松華堂弁当

早朝に本町・相愛学園前を出発し真宗興正派本山・興正寺さんへお参り。
京都東急ホテルにて「たん熊」の松華堂弁当をいただきました。
そして本山本願寺に移動し、いよいよ法要の開始です。
雅楽の中の「正信念仏偈」の読経。
続いて大谷宗家がお揃いとなって「伝灯のつどい」が催されました。
ご門主、お裏方様のへのインタビューによる生の声を聞かせていただき
身近に感じました。

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     本願寺白洲にて

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     誘導案内です     

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     大谷宗家のみなさま

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     本願寺職員の皆さんのお見送り

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     法要参拝の記念品

36年ぶりの伝灯奉告法要・・・。
39歳でおられる専如ご門主。
お寺を少しでも身近に感じ、親しみの持てるような環境整備に努めて
行かなければと実感いたしました。

有り難い尊いご勝縁。
南無阿弥陀仏
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2016年09月08日

全国優勝です!

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やりました、全国優勝です!!!

「第40回全国寺族青年軟式野球大会」が9月7日〜8日の
2日間にわたり京都・山城運動公園野球場で開催されました。
この大会は、我が宗派のお坊さんを対象とした野球の全国大会で
全国30チームが出場。

私、そして長男・次男・三男が所属していますのは大阪教区
阿修羅(あしゅら)チーム。
各チームの実力差の振幅は、正直大きいですが、高校球児
(甲子園球児含む)も出場していますので、強豪チームも・・・。

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     次男

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     三男

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     監督の胴上げ

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     左より次男・三男・長男

さて今年の阿修羅は、初日の2試合、2日目の3試合、
接戦もあったようですが見事優勝しました。
長男は2日目のみ、次男・三男は2日間出場し、微力ながらチームに
貢献できたようです。
私は、一昨年に体力の限界というか完全な老化現象の自覚により
現役を引退というか・・・。
ということで、今年は初日の試合の応援でした。

親睦の野球大会ではありますが、勝負事はやっぱり勝たないと。
天候が危ぶまれましたが、今年も無事参加できたことに感謝です。

南無阿弥陀仏

posted by 正 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2016年09月01日

良いお寺って!

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最近こんなことを耳にすることが増えてきました。

「どこか良いお寺、ないですか?」

我が宗派外でのことのなのですが・・・。
全国には約7万4000ヶ寺が存在するのですが、
お寺を探しておられる方にとってなかなか見つからないと
いうのも現状のようです。

現代の社会構造、現代人の宗教観の希薄などの時代の
変化に伴い、従来の檀家制度が形骸化してしまいました。
そんな昨今、「イオン」「アマゾン」「小さなお葬式」
といった僧侶の派遣業者が出現しました。
仏教界の上層部の方々はお寺や僧侶のあり方について
抗議されているようですが・・・。

しかし私の思いとしては、起きるべきして起きたのだと。
想定内での出来事で、賛否は別として、お寺が存在していく道の
一つだと思います。
ただ残念ながら、お寺と施主さまとの接点はあったものの、
双方の安心したご縁とまではいかず、不安や不満が付きま
とっている結果となっているようです。

それでは一般的に世間の方がたが考える「良いお寺」とは何か?
私なりの思いで今の現状を踏まえながら以下のように挙げてみました。

 @住職(僧侶・寺族)に悩み事やお尋ね事を聞いてもらえる。
 A気持ちよくお参りできるように本堂・境内の掃除が行きとどいて
   整備されている。
 B心のこもった丁寧な法要・儀式を執り行ってもらえる。
 C仏教を身近に感じるような活動をしている。
 D親・子・孫、家族の人生の節目を祝うことができる。
 E季節の行事、四季折々を感じることができる。
 F永きに亘り受け継がれてきたお寺の歴史や地域の文化を
   知ることができる。
 G地域のコミュニティや社会福祉活動に参画、活動している。
 Hお寺の管理運営が堅実かつ安定している。

理想的なお寺像であって現状ではまだまだ不十分な部分や
課題も多く、日々精進の積み重ねです。
以前にも書きましたが、お寺は目で見える物品の売り買いを
する場ではありません。
私たち人間は、何かしらたくさんの悩み苦しみを抱えて
生かされています。
そんな私たちが仏さまのこころ(仏教)に触れていただいて
ご自身の気持ちのスイッチを切り替えていくことにより、
勇気と希望を持っていただける場となれば幸いです。
お寺とはそういうところなのですから・・・。

何かございましたら、何なりとお寺までどうぞ!
まずは電話でもファックスでもメールでも結構ですので
ご連絡下さい。

南無阿弥陀仏




posted by 正 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2016年07月01日

ご一緒に!

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      国宝・唐門前にて

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      国宝・飛雲閣にて

久しぶりのブログ更新となってしまいましたm(__)m

さて先日ご門徒の皆さまとご一緒に本山・本願寺に参りました。
過日よりご案内をいたしておりました帰敬式(ききょうしき)です。
「おかみそり」ともいわれ、阿弥陀さま、宗祖・親鸞聖人の御前で
浄土真宗の門徒としての自覚をあらたにし、お念仏申す日暮を
送ることを誓う大切な儀式です。
受式をされた皆さまは、仏弟子としてご門主より法名(釋〇〇)が
授与されました。
おめでとうございます!

一般的に、亡くなられた時に法名を付けるとのお考えが多いようですが
本来はお元気なうちに本山・本願寺において帰敬式を受式し頂くのが
原則ですので、ぜひとも受式されることをお勧めします。
亡くなってからでは、自分の法名を知ることもできませんしね!

さて受式終了後、一般には非公開の本願寺書院、並びに国宝・飛雲閣を
拝観させて頂きました。
有り難いご縁です。

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2016年03月11日

未来のお寺?!

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昨今お寺を取り巻く環境も随分変わってきた。

先ずは葬送儀礼の考え方と儀式のあり方。
ここ数年は、葬儀会社の戦略で使われた造語がすっかり
定着してきた「家族葬」という名のもとの葬儀形態。
血縁・地縁・社縁が希薄となり、簡略化が一致した結果だろう。

次に、今から約3年前に大手スーパーイオンが葬祭業務に参入、
そして今年1月にamazonがサービス提供として僧侶の派遣を始めた。

つまり親戚縁者・地域や社会との繋がりを通じて我々日本人は
大切なことを次代に伝えてきたが、今やすっかり形骸化してきた。

宗教(仏教)は必要なのか?
お寺の存在意義は何なのか?

住職である私自身も何かと考えさせられることが増えてきている。

先日、「これからのお寺づくり」をテーマとした勉強会に参加してきた。
新たな気付き・発見がいくつかあった。
そしてあらためて感じた。
樹木で例えるなら、お寺には潜在的に根っこの部分、
つまり目には見えない無形の価値・財産があるということだ。
幹の部分であるいわゆる目に見えるものを整えるとうのは勿論だが、
この無形の価値は門信徒の方々、お寺の役員の方々、
お寺周辺の地域の方々、近隣の寺院、そして住職・坊守をはじめとする
寺族の関係性や組織力、ビジョン等が共有でき団結することが
「安心できるお寺」の基盤つくりであることを再確認した。

かつてある人からこんなこと聞かされた。

    お寺は、目では見えない口では表すことのできないもので
    支えられているものだと言われる。
    お寺とはそういうものだと特別扱いされているかの如く
    言われるが、世の中は、法律や条例、契約の則して動いている。

決して法律をおかしたり、契約違反をしている訳でもない。
もっと言えば、各寺院は宗教法人法に則して護持運営に努めており
長きにわたる歴史とその叡智に支えられ今日に至っている。
ただ、その歴史に甘んじて本分を疎かにすることのないよう
戒めてはいかなければならない時代でもある。

結局先ほどの言葉を発した者は、その後残念ながら業界から
淘汰されてしまった。
コンプライアンスを遵守できなかったこと。
そして致命的であったのが本人自身が目で言えない無形の計らいに
支えられていることに気付けなかったのが原因だったようだ。

さて拙寺においても問題は山積している。
「安心できるお寺」に一歩でも近づけなければ・・・。

ちょっと戻りますが先ほどの勉強会のご講師はインターネット上の
寺院「彼岸寺」(http://higan.net/)を開基された松本紹圭師です。
興味のある方はどうぞ。

これも時代です。
実在しないお寺が宗派を超えて宗教活動しているのだから!

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2015年11月25日

歴史を感じて!!!

今日は早朝から大阪府下の真宗寺院有志の教化団体主催の
日帰り研修旅行で京都までお出かけ。

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まずは、私たちの宗派の本山である西本願寺の南隣にある
真宗興正派本山・興正寺(http://www.koshoji.or.jp/)
「報恩講」に参拝。
特徴的な本堂の仏華の生け方にビックリ!

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次に宇治の黄檗宗万福寺前にある
「白雲庵」(http://www.hakuunan.com/)にて昼食。
中華料理の流れを汲んだ精進料理とされる普茶料理に舌鼓。
大皿の盛り付け方に中華風の名残が・・・。

続いて近年修復された平等院鳳凰堂の拝観。
極楽浄土の宮殿をモデルにしているだけあり厳かな佇まい。
屋根の上の鳳凰が素晴らしい!!!

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今日も一日たくさんの方々と共に有意義なひと時が・・・
 
南無阿弥陀仏
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2015年10月11日

お寺が消える!!!

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住職兼務・不在1万2000寺

今日の朝日新聞の朝刊の見出し・・・。

少々衝撃的ではあるが、現実こんなものなのかと実数を
示された私の率直な感想。
現在、日本全国に約7万余りのお寺が存在するが、
いわゆる専従の住職がおらず、やむなく別のお寺の僧侶が
住職を兼ねる兼務(代務)寺院が約1万500寺。
全く住職がいない無住寺院が約1500寺で、全体の約16%。
原因として、過疎・高齢化による檀家(門信徒)減少、
住職の後継者不足だそうです。

さらには、この10年間で400余りのお寺が消滅したという。

今年の5月に「寺院消滅」(日経BP社刊)という本が発刊され
巷の寺院関係者の仲間内では、結構話題になりました。

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実際、今日の朝刊にしろこの本にしろお寺を護持運営していくには
相当な覚悟が必要になってきているということです。

よく地方の過疎地域を取り上げられているいが、私の知っている限り
大阪市内の寺院が一昨年、廃寺つまり宗教法人の解散届を出され
お寺が消滅した事例もあります。
つまり限られた地域だけの問題ではなくなってきています。
私自身も他人事とは思えず、危機感を感じずにはおれません。

今まで支えて下さっていたお寺の檀家(門信徒)の激減、
お寺との関係性の希薄化、その現実と将来性を危惧しての
住職後継者が不在・・・。

いつしか今の現代社会を無縁社会と揶揄されるように。
つまり血縁・地縁・社縁の繋がりを持とうとしなくなった世の中だと・・・。

例えば、最近の葬儀。
「家族葬」という名のもと独り歩きした形態の葬儀で、
地域とのつながりの方々、職場など社会的につながりのある方々の
会葬を求めないというより、どちらかというと拒否した体裁の葬儀が
いつの間にか流行りになりつつあります。
血縁関係である親族縁者にも訃報の知らせが及ばない場合も
今や珍しくありません。

お寺は、血縁(ご当家の代々のつながり)、地縁(地域のコミニティー)
社縁(社会へのご奉仕)によって成り立ってきた歴史背景があるが、
今や完全に地盤沈下しています。

各家庭においても、今後のお仏壇のお給仕(継承)やお墓の護持についての
相談が絶えません。個々のご事情があるにせよ昔のまま今までどおりには
いかない関係性が見え隠れします。

お寺が消えるということは、自分ち直結する“過去”を失うことでもあります。
同時に今の取り巻く自らの関係性を失うことでもあります。
ということは、“孤独”と同居した生活が押し寄せてくるということに
他なりません。

住職である私自身も今後益々時代に即応できる寺院の護持運営が求められます。
そしてそれ以上に後継者の人材育成も大切な責務であります。

最後に切なる今の私の願いを・・・。
どうぞ仏教にお寺にそして住職(僧侶)にたとえ僅かであっても
歩み寄って下さる思いを持って頂ければ・・・。
それは必ず豊かな人生を送るための一助に、そしてお寺が活性化
することにもつながることでしょう。

仏教の教えの素晴らしさを伝え弘め、そして魅力あるお寺・住職を
目指して更なる精進をいたします。

南無阿弥陀仏

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2015年06月19日

法灯と伝灯

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梅雨のこの時季、毎日じめじめとうっとうしい日々が続いている今日この頃。
昨日は久しぶりに本願寺津村別院(北御堂)まで出向いてきた。

既にご承知の通り、本山・本願寺の住職、かつ宗派の門主が昨年6月に
代替わり、いわゆる法統が継承され第25代専如ご門主が就任された。

そしてこのたび宗祖親鸞聖人があきらかにされた「浄土真宗のみ教え」
(法灯)が専如ご門主に伝えられたこと(伝灯)を阿弥陀さまの告げられると
ともに、お念仏の教えが広く伝わることを願い伝灯奉告法要が平成28年秋と
29年春に勤められることが決まった。

また専如ご門主就任を機縁に時代の変化に対応し社会に開かれた伝統教団の
力を発揮していくために「宗門総合振興計画」をスタートさせた。

その計画内容を本願寺の総務(宗派の要職)が各地を巡って説明をしていく。
それを聞かせていただく場に参加してきたということである。

10年間の計画で200億円の予算を計上しているという。
そのために全国10,000余のお寺から懇志・浄財を募るというお話し・・・。
お寺の規模や事情によって異なるが1ヶ寺150万円程度の割り当てがあるという。

 「このあいだ宗祖の750回忌を終えたとこやのにまた・・・。」
 「莫大な予算、ホンマに必要なん???」
 「具体的に何に使うの・・・。」

正直こんな思いが頭の中をよぎったのは私だけだろうか。
決して異論を唱えているわけでもなく、反旗を翻すつもりもないが
昨今の社会情勢・経済状況を鑑みると門信徒の方々への説明とお願いも
何かしら心苦しい心境ではある。

しかし混沌とした昨今、人間関係は希薄化し命に関わる様々な課題も
山積しており、今後益々厳しい環境下になることは予想される。
故に宗教とりわけ仏教のおしえは非常に大切であり尊い。
お寺の果たす役割も本当に厳しく問われる時代に突入したと言わざるを得ない。

南無阿弥陀仏




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2015年04月15日

結束力!

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先日、関東からの客人が大阪へ!

おもてなしということで大阪・道頓堀界隈にて数名が参集。
しゃぶしゃぶを食してぶっちゃけ本音トーク。

集った面々は、宗派もお寺の場所も生きてきた経歴も
全く違うお寺の住職。

ふとした縁で出逢って7〜8年になろうか・・・。

昨今の葬送儀礼・お寺にに対する互いの現状報告と意見交換、
ペットの葬送儀礼に対する寺院の関わり方・・・。

なるほど、やっぱりそうだったのか!!!
えっ、そんな状況になっているのか!!!

新たな発見というか納得することもあれば驚きのこともあり、
話せば話すほど世間の現実、厳しさ等を感じざるを得ない。
そんなことを改めて気付かさせて頂いた有意義なひと時であった。

とはいうものの、我々もじっとしている訳にもいかず、
決して押し売りという意味ではなくもっともっとお寺をアピールし
本来持ち併せている永年の叡智を再確認していくと同時に
我々住職自身も自分磨きを重ねていかねばなるまい。

損か得か、儲かるか儲からないか、ばれるかばれないかという
愚かな基軸ではなく、人として何が大切で何が必要なのかを
ゆっくりと分かりやすく丁寧に伝えていく。

お寺(僧侶)の使命とはそういうものだと。

損得だけであっちチョロチョロ、こっちチョロチョロと
行き場のない輩は、世間での信頼は失墜するばかりで
居場所がなくなるのが目に見えてる。

何事も個々の能力や活動にも正直限界がある。
故に兎にも角にも、同じ志を持つ同志の結束が不可欠であり
それを再確認できたことを本当に有り難く思う。

来週明けには、横浜にて面々との再会。

南無阿弥陀仏


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2015年03月23日

2015春季彼岸会

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     左から次男・三男・長男

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     三男より門信徒の方々へご挨拶

昨日は拙寺の春季彼岸会と先般得度をすませました
三男の奉告法要を兼ねてお勤めさせていただいた。

これから一歩ずつお寺への意識を高めてくれればと・・・。

70年前に大阪大空襲にて廃塵に帰した拙寺。
おそらくその年の春の彼岸会はお勤めできなかったであろう。
そんなことを想い巡らしながら・・・。

南無阿弥陀仏
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2015年03月16日

新たなスタート

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今月6日から京都市西京区にある本願寺西山別院内の
得度習礼所に入所していた三男が11日間の得度習礼を終え
本山・本願寺においての得度式を受式し、本願寺派の僧侶の
仲間入りをした。

本人曰く

足はしびれて痛いし、野球の練習とは種類の違うしんどさやった。
けど、楽しかったし色んな人と知り合いになれたから行ってよかった。

そんな言葉を聞いて、少しはお寺の方にも意識を傾けてくれればと・・・。

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習礼所を退所後、携帯電話を受け取ると早速メールアドレスの交換。
法衣姿であってもやっぱり今時の光景。

お寺に帰って本堂にて得度報告のため、「正信偈」のお勤め。

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終わるや否やそそくさと京都の街へ出て行ってしまった!
打ち上げと称して再び参集して盛りあがるような・・。

明後日からは大学の野球の練習が始まる!
三男にとって新たな出逢いの時期がやって来た。



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2015年01月16日

伝灯奉告法要

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本日、本山・本願寺の御正忌報恩講ご満座の後、昨年6月6日より
即如前門主より法統を継承された専如門主は
「伝灯奉告法要についての消息」を発布された。

伝灯奉告法要とは、ご門主が法統を継承されたことを仏さまに
奉告するとともにお念仏のみ教えが広く伝わることを期する法要。

法要は平成28年・29年に修行されることになった。

まずもってお知らせまで。

※ご消息(さまざまなご縁に際して歴代の宗主がそのおこころを
 広く伝えるために出される書簡)の内容はコチラ
 http://www.hongwanji.or.jp/source/pdf/2015116shousoku.pdf
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2014年12月03日

今年も無事終了!

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師走に入った。

昨日は、大阪真宗協和会(大阪府下全真宗寺院約1400ヶ寺のうち
約400ヶ寺の会員を有する伝道教化団体)主催で宗祖親鸞聖人の
ご苦労と遺徳を偲ばせて頂く報恩講が僧俗100名参集のもと、
真宗大谷派難波別院で勤まった。

10月から11月にかけて一般寺院の報恩講が各寺で勤まられ、
昨日が今年最後の報恩講・・・。

正直ほっとした気分でひと段落!

今年も残り1ヶ月を切り、何かと慌ただしい。
あともう少し、ひと頑張り!!!
posted by 正 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺

2014年11月03日

報恩講さん

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昨日は、私たちの浄土真宗において年間の一番大切な法要で
宗祖親鸞聖人のご遺徳とご苦労を偲ぶ「報恩講(ほうおんこう)」を
無事お勤めさせていただいた。

私たちが今生かされているたくさんの支えとなる「恩」に報いるための
法要であり、改めて日常の自分の有りようを振り返る法縁となった。

今から800年前にご在世され、当時としては長命の域を超える90年の
生涯を生き抜かれた親鸞聖人。
宗祖は何を持って幸福感を感じておられたのだろうか・・・。

今の私にとって、幸福とは何であるのか・・・。

当時も今も、そして今後未来永劫におて人はひとりでは生きては
いけないということは変わりのない事実であろう。

今まさに多方面にわたり関わりをいただいているたくさんの方々に
支えられて生かされているこの事実。

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | お寺