2015年06月19日

法灯と伝灯

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梅雨のこの時季、毎日じめじめとうっとうしい日々が続いている今日この頃。
昨日は久しぶりに本願寺津村別院(北御堂)まで出向いてきた。

既にご承知の通り、本山・本願寺の住職、かつ宗派の門主が昨年6月に
代替わり、いわゆる法統が継承され第25代専如ご門主が就任された。

そしてこのたび宗祖親鸞聖人があきらかにされた「浄土真宗のみ教え」
(法灯)が専如ご門主に伝えられたこと(伝灯)を阿弥陀さまの告げられると
ともに、お念仏の教えが広く伝わることを願い伝灯奉告法要が平成28年秋と
29年春に勤められることが決まった。

また専如ご門主就任を機縁に時代の変化に対応し社会に開かれた伝統教団の
力を発揮していくために「宗門総合振興計画」をスタートさせた。

その計画内容を本願寺の総務(宗派の要職)が各地を巡って説明をしていく。
それを聞かせていただく場に参加してきたということである。

10年間の計画で200億円の予算を計上しているという。
そのために全国10,000余のお寺から懇志・浄財を募るというお話し・・・。
お寺の規模や事情によって異なるが1ヶ寺150万円程度の割り当てがあるという。

 「このあいだ宗祖の750回忌を終えたとこやのにまた・・・。」
 「莫大な予算、ホンマに必要なん???」
 「具体的に何に使うの・・・。」

正直こんな思いが頭の中をよぎったのは私だけだろうか。
決して異論を唱えているわけでもなく、反旗を翻すつもりもないが
昨今の社会情勢・経済状況を鑑みると門信徒の方々への説明とお願いも
何かしら心苦しい心境ではある。

しかし混沌とした昨今、人間関係は希薄化し命に関わる様々な課題も
山積しており、今後益々厳しい環境下になることは予想される。
故に宗教とりわけ仏教のおしえは非常に大切であり尊い。
お寺の果たす役割も本当に厳しく問われる時代に突入したと言わざるを得ない。

南無阿弥陀仏




posted by 正 at 23:43| Comment(3) | TrackBack(0) | お寺
この記事へのコメント
初めまして。
宗門総合復興計画の欄が有りましたので、、、ご意見伺いたくメールさせて頂きました。
某田舎に暮らす兄より、、、
教区16寺院よりの連署にて、懇志2万円
12月までに振り込みと、期限付きで届いたようです。
Posted by 木戸牧子 at 2016年09月05日 08:39
すいません。手が当たりました、、、。
私の地区では懇志の話は来ていません。
田舎は、代が変わり、、、門徒寺院の修復なら未だしも、年金暮らしで如何なものかと、相談してきました。
兄は、門徒寺院の修復とかでないので、懇志したくないと言っています。
どうしたものでしょうか?ご意見伺いたいです。お願いします。
Posted by 木戸牧子 at 2016年09月05日 08:45
木戸牧子 さま

この度はコメントを頂き有難うございます。

ご本山へのご懇志・・・
拙寺も、兄上様のお寺さまと同様のご依頼のご案内をご門徒の方々にさせていただきました。
正直、心苦しい限りです。ご門徒の皆さまにも諸々のご事情がおありですから。
本山・本願寺への思い、おて次のお寺への思い、経済的な事情・・・。
ご懇志ですから、ご納得の上、気持ちよく進納させていただくのが本意だと私は思います。
ですので、無理からノルマのように進納するのは如何かとの私の思いですので、したくなければそれでも良いのではないでしょうか。
また無理なくできる範囲のことをなさっては如何でしょうか。

現実、拙寺の進納状況も極めて停滞いたしております。特に都心部寺院はお寺との関係性が希薄であるため護持すること自体に困窮し、周囲の住職は頭を抱えておられます。

むしろこれを機にもっと深くこの現状を本山・本願寺が気付くべきだとも思っております。
拙寺のご門徒に限っていえば、ご懇親の進納が無くとも催促するつもりもありませんし、この事実を私自身も真摯に受け止めていかなければならないと考えております。

お答えになったかどうかわかりませんが、私の思いの一端を書かせていただきました。



Posted by 正 at 2016年09月08日 23:20
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