2018年04月11日

都市型寺院!

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血縁・地縁・社縁・・・

とかく人間同士のコミュニケーションが希薄になった昨今。
人とのご縁に支えられてきたお寺も、この社会状況の波に
のまれつつあり、護持運営に苦慮している現状も少なくない。

現在、日本全国に約7万7000の寺院が存在している。
そのうち無住寺院、いわゆるお寺に住職がいない寺院は
約2万ヶ寺で寺院活動休止状態の寺院は約2000ヶ寺。

ある試算によると、30年後には全寺院の4割である3万ヶ寺が
消滅するのではないかともいわれている。

理由としては、高齢化・過疎化・核家族化・都市部への
人口流出などが挙げられているが同時に僧侶自身の資質も
問われている。
本当に私たちの宗派にとっても、拙寺にとっても今後の大きな
課題となっている。

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先日、2年振りに東京の築地本願寺に参拝するご縁をいただいた。
http://tsukijihongwanji.jp/

築地本願寺は京都の本願寺とならび、私たちの宗派にとっては
首都圏の布教伝道活動や情報発信の拠点となるところ。
この築地本願寺、昨年リニューアルされ、最先端の都市型寺院に
変貌した。

「ひらけ!!築地本願寺」と称し、かつての人の暮らしの
拠りどころであったお寺の役割を今の時代に合ったカタチに
再構築した現代のお寺の姿の実現・・・。

人生サポートとして不安や悩みに僧侶が向き合う寺院

仏さまのお話し(法話)や仏教的な考え方をベースにした
セミナーやよろず僧談(僧侶に個別相談する)寺院

お越しになる皆さまの憩いの場としてカフェ・ショップ・
ブックセンターのある寺院

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    カフェ・レストラン

都市部で暮らす方々のニーズに対応する合同墓のある寺院

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     合同墓の外観

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     合同墓のお内仏(阿弥陀さま)

従来の法要儀式の対応や寺院僧侶の紹介もしていただける。

境内地もきれいに整備されており、東京メトロ築地駅と
直結しているのも大変親切に感じる。

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     築地駅直結入口

まさに今後の都市型寺院のモデル寺院ともいえる。
過疎寺域の抱える問題意識とまた違った危機感が
都市型寺院にものしかかっている。

活かせるところは大いに学んで拙寺に反映できればと思う。

南無阿弥陀仏
posted by 正 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記