2012年05月12日

発見と発明

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「疑蓋(ぎがい)」とう言葉があります。

一般の方々には、馴染みのない難解な言葉かもしれません。
文字どおり、“疑いのフタ”という仏教用語です。

“疑いの蓋に包まれていると本当のことが見えない”と
いう意味です。



ある書物を見ていますと

「発見」と「発明」ま全く違うのだと・・。

さらには、
発見は元からあったものを見つける。
発明は自分で新しく作り出す。

発明には「足し算」が発見には「引き算」が必要で
余計なものを排除していくと、そこには真実しか残らない。


つまりありもままの姿をありのままに受け入れる。

仏教の根幹を教えていただいたようです。


仏教の教えにある

「縁起」とは、この世はすべて縁でつながっている。
「諸行無常」とは、この世のことは移り変わって
同じではない。

お釈迦さまは、まさに発明ではなく発見されて私たちに
仏法をいただきました。


明日は、命のつながりを考える「永代経」の法要を
お勤めいたします。

疑いの蓋に覆われている私に気付かせていただければと・・・。



posted by 正 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教

2012年05月06日

笑顔が一番!

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    お供えのお華でいっぱいに


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    お父さんのお焼香(出仕している僧侶は次男)  


ゴールデンウイークもあっという間に終わりです。

前にも書きましたが、法務に雑務に合間に
息子の野球の応援と例年と変わりない連休でした。


そんな連休の最終日である本日、お寺で3回忌の
法要が勤まりました。


2年前の5月8日、17年の生涯を閉じた次男の
高校時代の野球部のチームメイトの法要です。


当時のチームメイトもプロ野球の世界に飛び込んだもの、
大学に進学したもの、社会に出たもの。


わずか2年という時間の経過であっても、
少しずつ環境が変化し始めています。


それぞれの違った道を歩み始めているれけれども、
生きていることへの感謝、そして命の尊さを
あらためて感じてくれた法要ではなかったかと・・・。


今日は、そんな60人を超える大勢の同志や
関係者が集まり、意義深い法要となりました。

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    花びらに“笑顔が一番”


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    久しぶりに顔を会わした当時の野球部のチームメイト

亡くなった彼の遺志を受け止めて“命を考える”
そして“笑顔が一番”

この想いが機軸となって繋がっています。


さあ、明日からは平常どおりの時間がやってきます。


それぞれの歩み始めた道を
一歩一歩しっかり踏みしめて・・・。

posted by 正 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間

2012年05月01日

いつものことです!

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世間では、いわゆるゴールデンウイークに突入いたしております。


とはいっても、サラリーマンではありませんので、
我が家は、ゆっくりと余暇を楽しむということはありません。

私も法務がありますし、
息子たちも野球の練習やバイト等それぞれです。


そんな連休の谷間である今日は、三男(高1)の16回目の誕生日です。


主役の本人も、野球の練習を終えて京都のグランドから先ほど
帰ってばかりで、とにかくごはんと風呂で・・・。

バタバタとしております。


ささやかながらケーキをいただきました。


毎年のことながら、ゆっくりとは行きません。

今年も慌ただしくしながら連休が過ぎ去っていくことでしょう・・・。

posted by 正 at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 家族

2012年04月24日

初志貫徹

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昨年2月に長男が、そして今年3月に次男がそれぞれ
得度をすませ僧侶の仲間入りをさせていただきました。

私自身は、今年で僧侶になって33年、
住職になって19年を迎えます。

僧侶になって、また住職になって思い感じた最初の志・・・。

息子たちが、僧侶になって今感じている、純粋な志、
理想とする僧侶像を描いて、今課せられたことに
邁進して欲しいと願います。


しかし人間は、時間の経過とともに、また沢山のあらゆる
関わりや環境・状況の変化によって、考えや向かうべき
方向性も変化してきます。

当然のことと言えばそれまでですが・・・。


そこでその変化を成長と捉えるのか、
それとも志しのぶれと捉えるのか。


初志貫徹!

つまり思い立った時の最初の気持ちを突き通す。


世情や一時の感情に流されるのではなく、一歩を踏み出そうとした
当時の純粋な気持ちを大事にしていくことの大切さを感じてます。


決して周りの声に耳を閉ざして、自分のわがままを押し付ける
つもりは毛頭ありません。

ただ人間って、気の知れた信頼のおける人の言葉は、
素直に入ってくるんですが、そうでない人となると・・・。


人間って本当にいい加減で勝手です。
つくづくそう思います。

しかし私は、

 損か得か! 
 儲かるか否か!
 ばれるか否か!


この機軸の考えのみの人は、苦手です。
結局は、自分にとって都合のいい考え方ですから・・・。

少なくとも、周りの人のサポートがあっての
自分であるこに気付いていただかないと。

ゆえに、自分で自分の姿を見据える謙虚さがないと・・・。
人として一番困難なことかもしれません。

ふとそんなことを最近感じています。

posted by 正 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2012年04月23日

追懐

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昨日、久しぶりに心斎橋筋をぶらりと歩きました。

ふと目にしたのが、「シェーキーズ」の看板。
そうです、ピザのお店です。
http://shakeys.jp/

今から30年以上前でしょうか。
当時、高校の友人に誘われ、おそらく生涯で初めて
ピザを口にしたと思います。


奈良で生まれ育った田舎者の私が、大阪市内の高校に
通い始めて以来、数々のカルチャーショックがありましたが、
そのうちのひとつです。


世の中にこんなに美味しい食べ物があるのかと・・・。


そんな懐かしい想いがよみがえり、久しぶりに坊守と
お店に入りました。


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当時と同じ食べ放題のシステムは同じです。

ほおばるように、貪るようにコーラーを片手に
食べていた高校時代とは違って、
ゆっくり味わっていただきました。

流石に今は、思ったほど食べられませんでしたが・・・。


ピザはもちろん、パスタ・カレー・サラダと種類も増えていて
豊富にありました。
スパイスのきいたポテトは昔と変わらず一緒でした。


私のピザ好きの原点です。


たまにはいいものです。
美味しくいただきました。



posted by 正 at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月19日

惜別

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17日、親友のお母さんが亡くなりました。

ここ数ヶ月前から体調を崩され、特に今月に入ってからは
予断を許せない状況に・・・。

彼がお母さんの入院する病院へ頻繁に行き来する様子を
傍でみていました。


彼も私と同じ住職ですから、何かと所要を抱えており
突然にということも・・・。


住職って、急な時間の融通が付きにくい毎日なんです。


そういう身であるがゆえに、肉体的・精神的にも
大変だったと思います。

しかしそんな素振りを一切みせず、果たすべき責務を
全うしている姿に、彼の度量の大きさと、自分の未熟さ
愚かさをつくづく感じました。


お亡くなりになる2日前、私は彼と一緒でした。

既にその時には、「ここ2・3日が峠・・・。」との
医師からの宣告があったことも私に話してくれました。


彼の複雑な心の内を想像すると・・・。

もし自分が彼の立場であったなら・・・。


「そういう状況になったら、あなたも俺と同じ様にしてるよ。」

と逆に私を気遣ってくれました。


17日の夜中2時に彼からメールでお母さんの訃報を告げられました。


どういう訳か私もすぐに気付いて、電話でお悔やみの言葉をかけました。


覚悟はしていたものの、悔いることしか残らない。
もっと親孝行をしておけば・・・・。

母親の気持ちを十分に汲んでやれなかったのは、
自分の驕りしかないと・・・。


そんなことを彼は私に涙ながらに話してくれました。


私にとってかけがえのない彼との出逢いがあったのは、
お母さんが彼を産んでくれたからです。

本当に有難うございました。
そしてこの事実に感謝です。


そう、今から何年前になるでしょうか。

彼の結婚式に凛とした着物姿のお母さんと
挨拶をさせていただのが唯一最初で最後の
顔合わせとなりました。


在りし日のお姿をお偲びし、謹んでお念仏申し上げます。

合掌。




posted by 正 at 20:03| Comment(2) | TrackBack(0) | ひとりごと

2012年04月16日

『華の追悼会』2012春

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昨日の15日、『華の追悼会』をお勤めいたしました。

この法要は、亡くされたペットの命をとおして生きとし生ける
命と向きあうということで、今回で8日目を迎えました。


遠近各地より100名近くの方々がご参詣下さいました。


この度の法要には、長男・次男が始めての出仕となりました。
良い経験をさせていただき、有り難いことです。


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ご法話に動物供養協議会理事長の田中龍彦師をお迎えし、
小さないのちの行く末、「家族」とは何か、
色んなことを考えさせられるお話でした。


法話の後半には、袈裟・衣にギターで熱唱、
今回は、田中師の大学時代の仲間にも華を添えて
いただき、本当に心を揺さぶられる思いでした。

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どちらかと言えば、普段お寺とはあまり馴染みの薄い方々も
満足していただけたと思います。


世の中もすっかり変わりました。
ペットに対する関わり、繋がり、考え方の変化は
目まぐるしいものがあります。

そしてその現実にお寺が果たす役割とは何か・・・。
ペットの仏事は、まだまだ認知し難い世情かも知れません。

お寺も対応力が問われる時代です。

周りのたくさんの方々の智恵や知識をお借りして
腰を据えてお寺の体力をつけていこうと・・・。


今回は新たな発見、見えてきたものがありました。
このことが、何かの形で次に繋がればと思います。


追悼会にご参詣くださった方々、
関わってくださった有縁の方々

本当に有り難く、感謝申し上げます。


posted by 正 at 23:53| Comment(4) | TrackBack(0) | ペット

2012年04月12日

刺激をもらって

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先日の9日から10日に東京へ行ってきました。


東京・世田谷区の浄土宗感応寺さんで開催されました、
動物供養協議会の理事会開催のためです。

寺院・石材・火葬のそれぞれの立場から、ペットの葬送・仏事を
通して命を考えるという会です。


私にとって毎回ここで出逢う方々からたくさんの刺激といただき
自分の未熟さを感じる場となっています。

ペットを通してという最初の出逢いのきっかけから、
それ以上の互いの人生観を語る場になってきています。

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行きは、新大阪から新幹線で向かい、帰りはは理事長と車で
大阪まで帰ってまいりました。

途中、東名高速を走行していると富士の山が悠々と眼下に迫ってきました。


「限られた人生を自分らしく、精一杯生きるように」


とエールを贈られた気分になりました。


良い活力をいただきました。
posted by 正 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ペット

2012年04月08日

親父と息子

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昔、結婚式の披露宴やパーティーの宴席でお偉い方がスピーチで
聞いた話の中で、

  「親」という字を解体すると「木」「立」「見」となり
  親というのは、木の上に立って子供の様子を自分の目で
  見守れる程度の距離感が、適度な距離だ。

とよく聞いたことがあります。


実際は本来の「親」とう字の意味とは、無関係で違っており
俗説です。

ちなみに、「親」の字の意味は、
  
   @対象物に近づいてみる
   A親しい
   B自分から

ということです。


スピーチでの「親」の話は、あくまでも喩えとして捉えておくとして、
要は、親子の距離感が難しいということです。


特に親父と息子の関係です。

我が家の4人の息子たちもそれぞれタイプが違いますし、
長男は大学2回生、四男は小学6年生と年齢も成長度も
違います。

ゆえに接し方もそれぞれ当然違います。

私自身、今の現状が良いのか悪いのか判りませんが、
親としての私の今の心情を息子たちに理解を求めても
無理です。

ただ彼らが成長し、親の立場になった時
「昔、親父の言ってたことは・・・。」
と少しでも気付いてくれたら、それでいいと思っています。

だから何がどうであれ、

 「あかんことはしたらあかん!」

と言い続けています。

ましてや、優しい物分りの良い親父になろうという思いも
さらさらありません。

世間では、家族も色々ですから、親子のタイプ、関係も千差万別です。

そんな中、最近自分の子供だけしか見ないのか、見えないのか、
それとも見ようとしないのか、とにかく「我が子だけ」という
タイプの親が結構多いんですよね。

距離が近すぎるんですかね?

 
ちょっと距離をおいて、たくさんの関わりの中での我が子の様子を
見ていると、案外普段見せないような子供の様子に遭遇することが
あるんですよ、これが・・・。


「うちの子はこうだ」と勝手な親の固定観念でしか見ていない親が
何と多いことか。

挙句の果てには「この子のことは、親が一番よくわかている」
という言葉。


しかし、親だからこそ見落としていることが多いことか。
まずは、見落としの多い親であることに気付かなければ。


フレンドリーな関係の親子が増えつつある中、
私はあくまでも
「親は親、子は子」としての立場を崩してはいけないと
思っていますし、我が家はこれからもそんな関係です。

毎日、距離感が違ってきています。

この違いは、息子たちの成長と受け止めなければ・・・。


本当にこのスタイルが良いのかわかりませんが。


さて明日から東京へ行ってきます。



posted by 正 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと

2012年04月07日

春近し!!!

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4月に入ったとはいえ、まだまだ肌寒いです。


今日自転車で月忌のお参りに出かけると、
近くの公園の桜がご覧のとおりです。

思わすスマホでパチリ!!!


八分咲きでしょうか。
やっぱりちょっと寒いせいか、例年より少し
遅いような気がします。


とはいっても自然は正直です。


穏やかな春の気配はもうそこまででしょうか・・・。

posted by 正 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記